<6.「アトピー素因」とは

IgE抗体を作りやすい(アレルギーを起こしやすい)体質を、「アトピー素因」といいます。

アトピーとは気管支喘息、アレルギー性鼻炎、花粉症、アトピー性皮膚炎などを生じやすい傾向を持つ状態の事です。アトピー素因は、IgE抗体を作りやすい体質であるため、アトピー素因を持っている人は食物アレルギーにもなりやすい傾向があります。

アトピー素因はある程度遺伝するといわれています。両親またはどちらかがアトピー性皮膚炎や気管支喘息の場合に、子どもはアトピー性皮膚炎や気管支喘息になる確率が高いといわれています。

しかし、両親がアトピー素因を持っていても必ず発症するわけでもありません。

アトピー性皮膚炎や食物アレルギーなどのアレルギー疾患の発病には、遺伝だけでなく生活環境も関係しています。

—柴田瑠美子著 国立病院機構福岡病院の食物アレルギー教室 より抜粋—