災害にどう備えるか?
自助の備えは
非常用備蓄食品について
各家庭において、アレルギー対応の食料は、一週間分以上、好ましくは10日間分を備蓄し、可能であれば、ベランダ・倉庫・車庫など避難経路上にも分散配置しておく。
水・調理器具などを準備する場合の注意について
ライフラインがストップした状態での生活に備える。
水は、一人一日3L×7日分以上×家族分を備蓄する。
電気・ガス調理器具の代替として、カセットコンロ(ガスボンベ)やキャンプ用のコンロなどの調理器具を備蓄しておく。暖房機も電気を必要としない石油ストーブがあれば好ましい。
* 自家用車が無事な場合は、車内での生活も可能なため、ガソリンはいつも充分な状態にしておくことを心がける。シガーライター又はバッテリーから100Vに 変換する機械を購入するなどの電源確保対策を立てておくと良い。(オートキャンプを参考にするとわかりやすい。)
冊子「地域のみんなで考えよう!アレルギーっ子にやさしい防災」
特定非営利活動法レスキューストックヤード様の2009-10 年 独立行政法人福祉医療機構「長寿・子育て・障がい者基金」助成事業に協力し、「地域のみんなで考えよう!アレルギーっ子にやさしい防災」が発行されました。周りの方に、アレルギーについて理解をしていただくための資料としてお使いください。
冊子「地域のみんなで考えよう!アレルギーっ子にやさしい防災」PDFダウンロード
日本小児アレルギー学会作成
「災害時のこどものアレルギー疾患対応パンフレット」
-災害時のこどものアレルギー疾患対応パンフレット「はじめに」より -
2011 年3 月11 日発生した東日本大震災により、お困りのおこさまのアレルギー患者さんがいらっしゃいます。災害時には、環境の悪化に弱いアレルギーのおこさまにとって大変な状況になります。現に多くのお困りのおこさまとその保護者の声を聞きます。
本パンフレットは、主に、避難所でのアレルギーのおこさまのために作成してありますが、ライフラインがまだ完全に復旧していないような場所や慣れない場所に疎開しているおこさまとその保護者のために、日本小児アレルギー学会が専門医とNPO 団体やアレルギー患者親の会と共に作成致しました。これは、1ページ毎のテーマに関してまとめられているため、パンフレットとして使用することもできますし、各疾患毎に保護者、周囲の方、行政の方に必要な所だけ印刷してご利用頂くことも可能です。
近くのお困りのおこさまのために使用して頂けましたら幸いです
災害時のこどものアレルギー疾患対応パンフレット
(日本小児アレルギー学会のHPよりダウンロードをし、周りの方に、アレルギーについて理解をしていただくための資料としてお使いください。)
▼詳細記事
災害にどう備えるか?
自助の備えは
共助の仕組みをどう作るか
公的機関のそなえは?
▼INDEX
過去の災害から学ぶ