福岡食物アレルギーネットワークの活動目的

理事長からあいさつ

特定非営利活動法人福岡食物アレルギーネットワーク 理事長の柴田瑠美子です。

近年、海外と同様に本邦でも食物アレルギーが増加しており、重症のアナフィラキシー発症などの問題もあり、食物アレルギーは食生活を中心に社会的に適切な対応が必要になっているアレルギー疾患です。
このような現状に対して、アレルギー患者様/ご家族への食物アレルギーへの対応法の啓発活動、アレルギーに携わる医師との情報共有を目的に当会を2017年4月に発足させました。この会は、福岡アレルギーを考える会を中心とした親の会、食物アレルギー診療に取り組まれている先生方、具体的な食物アレルギー食品紹介店の代表を理事、監事として構成されています。また、2019年9月に特定非営利活動法人を設立いたしました。

患者様/ご家族への対応法の啓発活動では、ご家族の食物アレルギーに対するご不安や疑問点などをお知らせいただき、その解消のために普段手に入りにくいアレルギーに関する最新の、また正確な情報をかみ砕いてお伝えし、日常生活で安心安全に活用していただけるようにしていきたいと考えています。
食物アレルギーに携わる機会が増えている一般開業先生に対しては、最新の学会情報の提供、検査~診断~治療の実績等の報告を行い、情報を共有し患者指導に役立ててもらいます。
また、問題解決のため 教育・行政や他分野との産官協働、連携、支援を行い、患者様・医療・社会をつなぐ役割を果たし、ひいては患者様およびご家族の不安を少しでも解消し笑顔で子育てをしていただく環境をつくることが、当会の使命であると考えています。
2017年から啓発活動の1つとしまして患者様およびご家族と園関係者対象の講演会を4回開催し お陰様で大盛況のうちに終えることができました。
今後も引き続きこのような食物アレルギーご家族への啓発活動の輪を拡げてまいります。

福岡食物アレルギーネットワークの活動目的

この団体は、食物アレルギー疾患に関わる医師、患者および保護者、保育園・幼稚園/学校関係者が相互に助け合い、自治体・企業などの協力を得ながら、食物アレルギー問題の解決のために 様々なネットワークを活用して協働・連携する事業活動を行い 食物アレルギーを持つ子どもたちのしあわせを追求することを目的とする。

具体的には以下の活動を行う

(1) 食物アレルギーの正確な知識の普及,最新の情報の共有
(2) アレルギー専門医師,薬剤師,看護師,管理栄養士等を講師として派遣する事業
(3) 食物アレルギーの問題解決のため行政や他の分野との協働・連帯・支援
(4) 本法人のホームページを利用した相談事業
(5) 災害時の食物アレルギー児への支援
(6) アレルギーによる誤食事故ゼロを目指す活動

*このホームページは、公益財団法人ニッポンハム 食の未来財団の助成を受け作成いたしました

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